何故体重が大事か
日本糖尿病学会,曰本動脈硬化学会,日本高血圧学会,
日本尿酸・痛風学会のガイドラインという治療の基本、
となる指針が出ています。
治療の順番など基本的な方法が決められている、
というか、一番良いのはこれといって推奨されているのだけど、
まず食事,運動を主とした生活改善を3-6か月行い,
そうして、その結果の体重減少による効果をみたうえで,
効果がみられなければ薬物療法を開始することを推奨している.
まずは体重減少な訳。
体重の減少あるいは増加によりもたらされるものはどのくらいの効果かというと、
一番大事なのは心血管疾患の発症,進展に対する影響である.
ある研究で16年間という長期に渡ってみたところ、
約2kg強の体重の増減しただけなのに、
減少すれば心血管疾患の発症リスクが減少し,
増加すればやっぱり新血管系のリスクが上昇する。
というのがある。
そうして、体重の減少によって,血糖,脂質,血圧という、
メタボ検診で出てくるいろいろな値がうまく改善された例をあつめ,
その治療の前後で腹部CT検査を行ってみたところ,
なんと、しっかりと内臓脂肪面積が減少していることがみられる。
この場合で対比されるのが皮下脂肪だが、
その面積には大きな変化がみられないことが多い.
最近ウエスト周囲径の増減で,
今のようなメタボ系の数値の推移をみた検査では、
ウエスト周囲径が減少した群では血清脂質,
血圧の改善が認められたという。

